◇「福祉の賃金アップ↑みんなのメッセージ」
福祉人材の確保と定着ができない実態が深刻化し、その改善を求める運動が広がるなか、6月20日に国会で「介護・障害福祉従事者の人材確保のための介護・障害福祉従事者の処遇改善に関する法律案」が可決・成立しました。衆議院・参議院とも全会一致で、すべての国会議員が賛成して成立したこの法律は、「平成27年4月1日までに、介護・障害福祉従事者の賃金水準その他の事情を勘案し」「賃金をはじめとする処遇の改善に資するための施策の在り方についてその財源の確保も含め検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて必要な措置を講じる」というものです。
来年4月1日までに介護・障害福祉の労働者の賃金アップのための施策を講じるという法律で、その額や財源などは今後検討されていくことになります。
福祉保育労は、その対象を介護・障害福祉に限らずすべての福祉労働者に広げ、大幅な賃上げなど処遇の改善を実現するよう求めています。
福祉労働者の賃あげにむけて、みんなで声をあげて広くアピールしていこうと、「福祉の賃金アップ↑声をあげよう みんなのメッセージ」を集めています。
そのパート2を紹介します。京都の学童・児童館に働くなかまのメッセージです。