職場に労働組合があれば、よりよい職場づくりに踏み出せます。職場の改善にむけた福祉保育労の実績を一部紹介します。
☆なかまの声によりそって 要求づくりで改善実現☆
特別養護老人ホームと養護老人ホームでつくるある分会では、利用者の重度化や事務作業の増加、賃金の低さなどもあって、特に若い労働者の離職が激しく人材確保の課題を抱えています。
正規職員と仕事内容の変わらない準職員(非正規)への置き換えがすすめられ、職員の過半数が非正規雇用となっています。それでも、厳しさに負けず、健康で働きつづけられる職場をめざして、春闘の際には要求づくりに向けて組合員アンケートをおこなっています。春闘にむけたアンケートでは、「準職員の病休・寒冷地手当・住宅手当を正規職員と同等に」「時間外手当の支給」などが多くを占めました。
要求した結果、寒冷地手当、病気、忌引き、結婚、産前産後についての休暇を正規職員同様の扱いにする大前進に。また、日常的な事務作業が時間内に終わらない実態や施設の指示による研修は業務であることを訴えたことで、施設内研修会や利用者に関する書類作成が時間外労働と認められ、支給されるようになりました。職員の過半数が加入する分会の活動と力に確信が広がっています。
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