【3月14日、福祉労働者がストも構えて立ち上がります!】
福祉保育労は、国に対して「生きる権利、働く権利」が福祉職場で守られるように、制度改善・予算確保を求めて、3月7日に交渉をおこないます。
私たちは、職員配置基準や賃金の引き上げ、不払い残業の一掃、人件費財源の引き上げ、グループホーム等でのワンオペの解消を求めています。国がこれらの要求に背を向ける回答をした場合、3月14日には全国の職場・地域でアピールシール着用での就労、街頭宣伝、自治体要請など、ストライキに入ることも含めた行動に立ち上がり、国の姿勢を改めさせようと職場や地域で訴えていきます。要求に賛同していただき、行動に対するご理解・ご協力をお願いします。
下記のような切実な声が福祉現場からあがっています。政治の責任で一刻も早い改善が必要です。
ツイッター上では、#保育士ストライキ #福祉職場ストライキ #職員の大幅な増員を #賃金の大幅な改善を #福祉保育労全国いっせい行動 のハッシュタグで、関連情報や声を発信していきます。ぜひ拡散を!
14日の各地の宣伝行動の予定などは、3月初旬をめどに告知させていただく予定です。
【20代・保育園・保育士】
持ち帰りが多く、子どもが寝てからしか仕事ができず、睡眠時間も確保できない時もある。仕事の量は増え、先輩先生たちもやっているからと、何とかやりくりし、間に合うように努力するが、家族にゆとりをもってかかわれない時もある。
【20代・保育園・保育士】
働いている時間の給料が出ない仕事に我慢していた9年間でしたが、心身ともに疲れてしまい、転職を決意しました。働き方が改善されることを願います。
【20代・保育園・栄養士】
7:30~15:30の勤務だが定時では帰れず、いつも1日2時間以上は残業をしているが月に2時間の手当しかつかない。休みも基本、日祝と月1の土曜休みだけなのでなかなか疲れが取りきれない。まだ独身だから続けていられるが不安が大きい。
【30代・児童養護施設・職員】
仕事量、拘束時間に対して賃金が安い。サービス残業が多く、若い職員や家庭がある職員への負担が大きく、続かない。手当の充実とサービス残業をしなくてすむ人員配置にしてほしい。
【30代・障害者施設・職員】
利用者だけでなく家族の高齢化も深刻で、家族が緊急で入院し、急なショート利用になる人もいて、対応が大変です。職員不足でゆっくりと時間をかけてかかわることができないので、もっと福祉職場に人が集まるよう、対策を!
【30代・高齢者施設・介護職】
ナースコールにすぐ対応できない。利用者の方を待たせてしまう。目を離すことができない。などさまざまな場面で、「せめてあと一人いてくれれば…」と思う時が多々あります。
〔福祉保育労宣伝チラシ〕「国の貧しい福祉政策のもとで、福祉現場では…」「福祉労働者が3月14日、ストも構えて立ち上がります!」PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2019/02/senden.pdf