福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2020年1月号を発行しました。
1面では、昨年9月からとりくんでいる「20春闘 福祉職場で働くみんなの要求アンケート」の中間集計結果を報告。福祉職場の深刻な実態が明らかになりました。
仕事に対して、「やりがいがある」と92.3%が答える一方で、「仕事をやめたいと思ったことはあるか」について「いつも」と「時々」の合計は67.7%となりました。不満や不安の内容は、「賃金が安い」「人手が足りない」「休暇が取れない」などの順に。春闘での月額要求額は加重平均で3万円を超えて、過去最高額に迫る状況です。これらの実態と改善の必要性を訴え、職員の大幅な増員と賃金の引き上げを実現させる年にしていきましょう。
2・3面は、東京五輪もおこなわれるなか、「2020年 私の金メダルチャレンジ」として、今年実現させたいチャレンジを13人の組合員に掲げてもらいました。みなさんのチャレンジは、どんなものでしょうか。
4面では、広島支部で昨年24人の仲間で結成された保育園分会の役員2人が登場しています。「自分の権利も守られていないのに、子どもの権利が守れるのか」「労基法も守られない。ブラックな働き方を変えたい」という思いで組合の結成へ。仲間たちと活動を重ねて、徐々に労働条件の改善をすすめてきています。
「あったか共済コーナー」では、加入を促進する新しい学習資材を紹介しています。
ぜひ、お読みください。
◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2020年1月号(338号)PDFファイルhttps://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2020/01/20_1.pdf