機関紙『福祉のなかま』

「福祉のなかま」2020年12月号 組合の力で不合理な待遇差の解消を

福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2020年12月号(348号)を発行しました。

1面では、来年4月に事業所の法人規模に関係なく全面施行される「パートタイム・有期雇用労働法」を踏まえて、非正規雇用の労働者と正規雇用の労働者との「不合理な待遇差」を解消しようとよびかけています。

法律のポイントを解説し、「格差に合理性があるのか」を経営者にただし、不合理な場合は改善させるようにしていくことが基本です。手当や休暇など、格差がどうなっているのかをチェックして、法施行を前に、組合の力を発揮していきましょう。

2・3面では、10月からとりくんでいる国会請願署名「公共的な役割が発揮できるように、福祉職員を増やし、賃金を引き上げてください」について、北海道・千葉・滋賀・広島・福岡の5つの地方からとりくみ推進中のレポートを掲載しました。コロナ禍で署名を集めづらい状況はありながらも、各地・各職場で工夫して対話しながら、署名を推進しています。

4面の「伝えたい!組合の力」には、雇い止めの撤回を求めて裁判闘争を続けている栃木支部の組合員が登場。保育園で非正規雇用の職員として勤務し、正規雇用になれると思っていた矢先に、雇い止めに。10月には宇都宮地裁で「雇い止めは合理的な理由を欠く」との判決が下され、全面勝利しました。法人は控訴しましたが、支援を広げながらたたかいを続けています。

「あったか共済コーナー」では、新型コロナウイルス感染症にかかわる共済の給付について説明しています。また、「入ってて良かった!!」には、共済を人生の杖(つえ)としてとらえて加入をすすめる声を紹介しています。

ぜひ、お読みください!

◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2020年12月号(348号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2020/12/20_12.pdf

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