福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2021年1月号(349号)を発行しました。
1面では、昨年9月からとりくんできた「福祉職場で働くみんなの要求アンケート」の中間集計結果の特徴を掲載。「やりがいを感じる」人が9割を超える一方で、「やめたいと思う」人は7割近くに達しています。
また、「普段の仕事での心身の疲れ」について、「とても疲れる」割合は、昨年や10年前と比べても、悪化しています。コロナ禍での感染防止対策など、これまでにない負担が重くのしかかり常態化していることが要因と考えられます。
「賃金が安い」不満も7割となっているなか、福祉職員を増やす&賃金を上げる政策が一刻も早く必要な状況です。力をあわせて、2021年に必ず実現させていきましょう。
2・3面では、組合活動にむけた2021年の「私の決意」を13人の組合員に示してもらいました。保育園、障害福祉事業所、特別養護老人ホーム、児童養護施設で働くそれぞれの決意をどのように感じましたか。みなさんの決意はどんなものでしょうか。
「今月の主張」は「後ろめたさを感じない職場づくりへ 労働者としての要求討議をすすめよう」がテーマで、コロナ禍の春闘にむけて必読です。
4面の「伝えたい!組合の力」は、島根の放課後等デイサービスで新しく分会を結成した分会長です。教員歴20年のキャリアの前歴加算は半分。労働条件を少しずつ整備しながら、仕事のやりがいとモチベーションを高めていく役割を先陣を切って果たそうとしています。
「あったか共済コーナー」では、大雪、豪雨など災害が続くなかでの備えとして、火災共済をお勧めしています。大雪での雨どい破損に気づくのが遅れてあきらめていたなか、給付が受けられた「入ってて良かった」声も掲載しています。
ぜひ、お読みください!
◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2021年1月号(349号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2021/01/21_1.pdf