社会福祉施設・事業は、コロナ禍という緊急事態でも、感染リスクにさらされながら利用者や地域住民のいのちを守り、暮らしを支えています。また、労働や生活を支え、経済活動の維持に寄与していることが社会全体の認識になっています。しかし、公共性の高い役割を担っている福祉労働者に対し、政治は冷たく、労働環境は劣悪なまま放置されています。
もうガマンの限界です。福祉労働者が社会的に求められる役割に応えるためには、安心して働き続けられる福祉職場の実現が不可欠です。
福祉保育労は2021春闘で、「職員増員・賃金引き上げ」を求めて、3月11日に「人を支える福祉労働を守れ!」怒りの全国アクションとして、全国各地でストライキを構えた統一行動に怒りをもって立ち上がります。経営者には要求実現に向けた最大限の努力を、国や自治体には制度改善を求めます。
「職員増員・賃金引き上げ」などを掲げ、3月5日におこなう厚生労働省との交渉(陳情・要請)の回答次第で、11日はストの実施などの行動をおこなうこととなります。
人権を保障する福祉の実現にむけた私たちの行動をご理解いただき、いっしょに声を上げていただくなど、ご協力をよろしくお願いいたします。
【ネット署名へのご協力もお願いします!】
ネット署名「黙っていられない!コロナ禍の福祉職場を支え、職員を増やして賃金を上げてください」
https://www.change.org/fukushi-sasaete
※ぜひ、Twitterやfacebook、LINE、メールなどで広げてください。
◇福祉保育労21春闘「いのちを守り暮らしを支える福祉職場の実現を!」チラシ(PDFファイル)
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2021/02/21bira.pdf