とりくみ

3月11日、スト実施を含めて「人を支える福祉労働を守れ!」怒りの全国アクション」へ

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  3月5日に、ネット署名「黙っていられない!コロナ禍の福祉職場を支え、職員を増やして賃金を上げてください」https://www.change.org/fukushi-sasaeteについて、10日間で集まった第一次分1021の賛同名簿と43のコメントを厚生労働省に提出するとともに、福祉保育労として厚生労働省と交渉(陳情・要請)をおこないました。

 介護・障害福祉事業所に支給された慰労金の再支給と対象拡大を求めましたが、「新型コロナの特徴や対処の仕方について判明してきた7月以降の対象者の拡大や慰労金の再支給は考えていない」(老健局と障害福祉課)と回答。

 大幅な賃上げに対しては、「2009年度の介護報酬改定から数度にわたって処遇改善をおこない、賃金の改善に努めてきた。それ以前と比べて月額7万5千円の改善効果があった」(老健局)、「介護報酬と障害福祉サービス等報酬のプラス改定で処遇改善につながる」(老健局と障害福祉課)などと答えました。

 職員配置基準の改善については、「基準を引き上げると人員確保ができなくなって、規模の小さな事業所の経営を圧迫する可能性があり、慎重な検討が必要」(老健局と障害福祉課)などと否定的な答えに終始しました。

 厚生労働省の「新子育て安心プラン」では保育園の各クラスでの常勤保育士の配置規制を緩和して短時間保育士だけでつなぐことを認める方針を打ち出しています。この撤回を求めましたが、「箱(保育園)があっても常勤保育士が見つからず、空き定員・待機児童が発生している」などと回答し、私たちが求める常勤保育士を増やすことと賃金を上げることで常勤保育士の確保・定着をめざすという考えは、厚生労働省からまったく示されませんでした。

 このような事態を変えるため、もっと多くのみなさんの賛同を集め、Twitter、facebook、LINE等での拡散をよびかけ、5月に提出する予定です。

 また、福祉保育労としてこの日の回答を受け、3月11日に「人を支える福祉労働を守れ!」怒りの全国アクション」として、群馬・埼玉・東京・神奈川・東海・大阪でのストライキの実施のほか、宣伝行動やTwitterでの発信(#人を支える福祉労働を守れ など)などをおこないます。

○栃木  ☆宣伝
10:30~11:30 宇都宮市役所前交差点・スタンディング

○神奈川 ☆宣伝 
13:00~14:00 桜木町駅野毛ちかみち入口・スタンディング

○東海  ☆宣伝
17:00~18:00 金山駅北口

○滋賀  ☆宣伝
19:00~19:45 草津駅西口

○京都  ☆宣伝 
 8:15~ 8:45 京都市役所前
13:30~14:30 北野白梅町 

○大阪  ☆集会・デモ
10:30~11:45 府庁前集会&デモ

○福岡  ☆宣伝 8:15~9:00 福岡市役所前

 

◇福祉保育労21春闘「いのちを守り暮らしを支える福祉職場の実現を!」チラシ(PDFファイル)
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2021/02/21bira.pdf

 

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