福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2021年5月号(353号)を発行しました。
1面は、京都地本の学童・児童館支部の特集です。30年に及ぶ労使関係を否定し、団体交渉を拒否してきた京都市を相手に、京都府労働委員会に不当労働行為救済を申し立てました。その経過と決意の報告です。
労働組合は憲法に基づく団体交渉権を持っています。団体交渉を申し入れて使用者が拒否 した場合や応じても不誠実な場合に、不当労働行為として労働委員会に救済を申し立てて、命令を求めることができます。京都地本の学童・児童館支部のたたかいは、団体交渉権の保障を求めて、団体行動権(争議権)を行使した形です。
2・3面では、まだ加入していない人に福祉保育労の力を伝えようと、10人の組合員による「私が感じる福祉保育労の力」のメッセージを掲載しています。特集記事を見てのお問い合わせやご相談もお待ちしてます。
4面の「伝えたい!組合の力」は、大阪の保育園に組合を結成した保育士が経過と今後の決意を示しています。労働時間の短縮などを求めるなか、新規採用職員にも加入をよびかけ、現在12人で活動しています。
「あったか共済コーナー」では、共済継続手続きのご案内を掲載しています。組合員の支えあいの共済について解説し、継続と新規加入をよびかけています。
「お便りありがとう」には、組合加入をよびかけた3月号の特集記事の感想などが寄せられました。
ぜひ、お読みください!
◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2021年5月号(353号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2021/05/21_5.pdf