福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2021年10月号(357号)を発行しました。今号は、9月19日に開催した福祉保育労第37回定期全国大会の報告特集を掲載。2・3面に討論の概要・特徴を、1面に討論を踏まえて今後の方向性を示した「討論のまとめ」を掲載しています。
2・3面では、コロナ禍でも活動を続けてきた工夫、非正規格差の解消などを要求して実現してきた成果などを報告しています。従来の活動が困難でも、オンラインの活用や短時間での集まり、アンケートの実施など、工夫が重ねられてきました。組合のある職場の未加入者はもとより、組合のない職場の職員も対象に、つながる力を広げて、なかまに迎えていくことを強調しています。
『今月の主張』は、定年後再雇用の嘱託職員が一時金ゼロや夏季・冬季休暇ゼロなどの取り扱いに対し、要求書の提出や団体交渉で正規雇用の職員との格差の解消を求めたものの、実現しなかったことで、宇都宮地裁に提訴した経過とこの裁判の重要性を解説しています。
4面の「伝えたい!組合の力」は、広島の障害福祉職場で働く支部の執行委員長です。人とつながるなかで、生活の不安や仕事の不満などの小さな声を拾って、共感の力に変えていく重要性を語っています。
「あったか共済コーナー」では、10月中に地方組織に配布予定の学習資料を紹介。また、年2回の加入期限で11月15日までの申し込みとなっている年金共済への加入をよびかけています。
ぜひ、お読みください。
◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2021年10月号(357号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2021/10/21_10.pdf