機関紙『福祉のなかま』

「福祉のなかま」2023年3月号  #子どもたちにもう1人保育士を と、3月9日の「黙ってられない!3.9福祉職員賃上げ・増員アクション」を特集 #黙ってられない福祉職員の声

 「福祉のなかま」2023年3月号1面は、福祉保育労東海地本の組合員も参加している「子どもたちにもう1人保育士を!」の運動のきっかけと経過、広がりを特集しています。多くの新聞やテレビニュースでも取り上げられ、1月には書籍『子どもたちにせめてもう1人保育士を』(ひとなる書房)http://hitonarushobo.jp/tosho.html#mouhitoriが出版されたばかりです。

 私立・公立、保護者などさまざまな枠を超えて、SNSもつかいながら、国が定めている保育士の配置基準を引き上げ、もう1人保育士を増やそうと、実現にむけた声を広げています。今すぐ政治の決断が必要です。

 2・3面の特集は、目前に迫った、3月9日の「黙ってられない!3.9福祉職員賃上げ・増員アクション」です。昨年2月から「9千円賃上げ」の処遇改善策が実施されたものの、規模も対象も限定的で、大半は手当の支給にとどまっています。賃金水準は全産業平均の4分の3程度にとどまっているなか、異常な物価高騰が生活を苦しめています。来年度は追加の賃上げ施策は打たれず、職員配置基準の引き上げも、新年度は実施されない状況です。

 3月9日にストライキを構えた行動を配置して、3月2日には中央行動で厚生労働省等に対して、賃上げ・増員の実現を強く迫ります。今こそ、賃上げ・増員にむけて、声をあげましょう。3月9日は、宣伝行動や職場アピールの採択、ワッペンシールの着用などのほか、Twitterで #黙ってられない福祉職員の声 などで改善を求める声を発信していきます。宣伝チラシは、このページの下段にもアップしています。

 4面の「伝えたい!組合の力」は、法人からの賃金切り下げ提案に対して、粘り強くたたかい続けてきた福島の保育園分会の分会長です。白紙撤回に至るまでには、悩みや葛藤もありましたが、分会以外の力も支えにたたかってきました。自分たちの生活と、子ども・保護者・地域住民の権利を守るために、保育の質を高めようと、あきらめない姿勢が鍵でした。

 年に2回の年金共済の加入のチャンスです。「退職金が不安」「公的年金だけでは不安」という方に、ワンコイン共済と年金共済のダブル加入をお勧めしています。

 「お便りありがとう」には、福祉現場の厳しさに対して、政治家に現場を見に来てほしいという声や、物価高騰のなかベースアップを求める声も。教職員組合の地道な署名活動などが学級定数の見直しにつながったことへの感想も寄せられました。みなさんのお便り、お待ちしています。

◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2023年3月号(373号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2023/03/23_03.pdf

下記の画像のチラシは下段のURLからPDFファイルでダウンロードできます。

 

◆福祉保育労23春闘チラシ 『黙ってられない!福祉職員の基本給UP&増員を!』宣伝用チラシPDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2023/02/23flyer-1.pdf
※「黙ってられない!3.9福祉職員賃上げ・増員アクション」にむけた宣伝チラシです

Share (facebook)

▲ このページの先頭にもどる

© 2011 - 2024 全国福祉保育労働組合