機関紙『福祉のなかま』

「福祉のなかま」2024年6月号  アンコンシャス・バイアス知ってる? それって、あなたの思い込みでは?

 福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2024年6月号(387号)を発行しました。

 1~2面は、特集「アンコンシャスバイアス知ってる? それってあなたの思い込みでは?」です。アンコンシャス・バイアスとは、無意識の思い込みのことで、誰もが持っているものです。自覚しないでいると、相手を傷つけたり、チームに悪影響を及ぼしたり、ハラスメントや離職などにもつながりかねません。特集では、「A型だから几帳面だろう」「女性だから気配りができるだろう」「九州出身の男性は亭主関白だろう」などの「○○だから▲▲だろう」という属性による思い込みを例示しています。誰かにはあてはまっても、すべての人には該当しないものです。自らの経験などから属性で直観的に判断してしまうことを理解し、自分の思い込みを自覚して、コントロールすることが必要です。下記の動画なども参考にして、話題にしてみましょう。解説と具体的な事例、対策の紹介を踏まえて、地方組織や分会・班、職場などで考えあっていきましょう。

 アンコンシャス・バイアスについては、下記の動画やチェックリストがおすすめです!

◇15分動画【佐賀大学ダイバーシティ推進室】無意識バイアスマネジメント教職員版
https://youtu.be/B4v-vP_2JGg

◇15分動画【徳島県】アンコンシャス・バイアスを考える ➁組織・家庭役割編
https://youtu.be/-HKIoFfPH3E

◇チェックリスト【徳島県】無意識の思い込みセルフチェック30
https://www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/842932.pdf

 3面では、東京・代々木公園で開催された中央メーデーと愛知県メーデーを紹介し、福島県メーデーの写真も掲載。好評の「組合活動のツボ」は、前回に続く「紙に答えを書いて見せあって話す」をテーマに、おすすめのお題を紹介しています。

 4面の「伝えたい!組合の力」は、香川の保育園で働く役員です。教師や先輩との出会いで気づいたことを原点に、学習や交流をすすめ、怒りや要求を共有するなかまを増やそうと、初めての団体交渉や分会結成にチャレンジしてきました。

 「あったか共済コーナー」では、7月からの新しい共済期間にむけて、継続手続きをよびかけています。「入っててよかった」エピソードを語って共済加入をすすめましょう。

 「お便りありがとう」には、「伝えたい!組合の力」や「福祉の風」(心理的安全性)などへの反響が寄せられました。共済コーナーを読んで、年金共済の加入を決めたという報告も掲載しています。

 ぜひ、お読みください。

◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2024年6月号(387号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2024/06/24_6.pdf

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