コロナ禍となってから4年。子どもや高齢者、障害のある人たちとその家族の人権を守る福祉職場では、感染しない・させないための業務負担と緊張感を抱えています。少ない職員数のもとで、インフルエンザなどが猛威をふるうなかでも、エッセンシャルワーカーとして社会を支えつづけています。
政府は今年2月から介護事業所と障害福祉事業所の職員に対し、月6千円の賃上げ施策を開始しました。しかし、対象外の事業所や職員も多いうえ、昨年から今年にかけての他産業の賃上げと比べて、規模も不十分です。賃上げ方法も、基本給の引き上げではなく、大半は手当での支給となっています。賃金水準は全産業平均より月7万円も低いなか、「これでは格差が埋まらない」「他の分野に転職していく」などの状況が広がっています。福祉職場の職員配置基準の引き上げは、保育園などのわずかな改善にとどめる消極的な姿勢です。
もうガマンも限界です。私たちは、だれも犠牲にならず、利用者と福祉職員の人権が守られる福祉職場にするために、声をあげます。24春闘で賃上げ・増員などを掲げて、3月14日の「私たちの人権を守れ!3.14福祉職員賃上げ・増員アクション」を山場に統一行動を展開します。使用者責任を果たさない姿勢の法人にはストライキもかまえて最大限の譲歩を引き出したうえで、国や自治体には予算・制度の改善を強く迫ります。
私たちの行動にご理解いただき、ごいっしょに声をあげていただくなど、ご協力をお願いします。
宣伝チラシのご活用をよびかけます。
3月14日当日は、X(旧Twitter)でも、ハッシュタグ #みんなのじんけんまもれるように #労働組合で声をあげよう #福祉職員賃上げ・増員アクション を添えて、発信・拡散を広げていきましょう。
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